元日本代表の松井大輔氏が、憧れ続ける三浦知良選手について語った。知られざる“レジェンド”のプライベートの様子には、逸話とも言えるエピソードが含まれていた。
12月1日の『ABEMAスポーツタイム』には、元日本代表の松井大輔氏が初登場。稀代のファンタジスタは、番組内の特別企画「オレのスーパースター」で、憧れる人物として三浦の名前を挙げた。
松井氏は「キングカズ」と書かれたフリップを見せ、「Jリーグが開幕する時に、風船の中から赤いスーツで出てこられるのは、カズさんしかいないですよ」と力説。番組MCの元日本代表・槙野智章氏も何度もうなずいていた。
さらに松井氏は、三浦が所属するアトレチコ鈴鹿クラブの拠点である三重県鈴鹿市を訪れたといい、直近のエピソードも紹介。ニヤリとしながら、「1人だけスーツを着て、鈴鹿にいました。(三浦がいる)そこだけ鈴鹿じゃないみたいで」とスタジオの笑いを誘った。
松井氏は、現役時代に横浜FCで2018年から2020年まで三浦と一緒にプレー。槙野氏から“キングカズ”のプライベートについて聞かれると、「ピッチに入ると本当にすごくて、先頭でチームを引っ張ってくれる」と前置きし、「プライベートも本当にビシッと決めている」と答えた。
そして、槙野氏が「コンビニにもスーツを着て行くと聞いたことがあるんですけど、本当なんですか?」と切り出すと、松井氏は「練習に行く時もスーツを着ている時があるから。『どこに行くんですか?』」と疑問に思うこともあったようだが、「(三浦は)『いや、練習に来たんだ』」と冷静に返されたという。
サッカー選手は人に見られる職業でもある。だからこそ、三浦はピッチ内だけではなく、ピッチ外でも身だしなみを整えているのだろう。プロフェッショナルが詰まったエピソードの数々に、槙野氏は「それが自然にできるのは、カッコイイですよね」とリスペクトを送った。
(ABEMAスポーツタイム)