「コイルガン」と呼ばれるものを所持していたとして、栃木県に住む29歳の男性が、銃刀法違反の疑いで逮捕された。警視庁によれば、男性は10年ほど前にコイルガンを製造する様子や、試し撃ちの動画を公開していたといい、押収したコイルガンを検証したところ、実弾を入れて撃つことができ、殺傷能力も認められたという。
2024年6月改正の改正銃刀法では、2025年3月までをめどにコイルガンの無許可所持が禁止される。そもそもコイルガンとは何なのか。銃器評論家の津田哲也氏は「ガンと名前は付いているが、電子工作のようなもの。コイルに電流を流したら磁石が付く、電磁石の原理だ」と説明する。