【WWE】SMACK DOWN(11月29日・日本時間30日/ユタ・ソルトレイクシティ)
サモア系の“超新星”レスラーがWWEのリングに旋風を巻き起こしている。巨体ながら圧巻の身体能力で「動ける」「飛べる」を連発。空中技で元王者を完全に封殺し、ファンが騒然とした。
現在WWEで繰り広げられている最大のストーリーラインは、“新旧ブラッドライン”の分裂と抗争だ。サモア系の血統を持つレスラーたちで構成される「ブラッドライン」はかつてWWEを席巻していたが、一部メンバーの反乱により内紛状態に突入。この抗争は、12月2日のプレミアムライブイベント「サバイバーシリーズ」で行われるウォーゲームス戦へと発展している。
ウォーゲームス戦では、旗頭となるソロ・シコア率いる新ブラッドライン(ジェイコブ・ファトゥ、タマ・トンガ、ブロンソン・リード)と、旧ブラッドラインのリーダーロマン・レインズが率いるチーム(ジェイ・ウーソ、ジミー・ウーソ、サミ・ゼイン、CMパンク)が対決する。
11月30日放送の「SMACKDOWN」では、この一戦の先行権をかけたアドバンテージマッチが行われ、新ブラッドラインのジェイコブ・ファトゥが旧ブラッドラインのジェイ・ウーソと対戦。しかし、試合は一方的な展開となった。
ジェイコブは前インターコンチネンタル王者のジェイに対してその才能を遺憾なく発揮。強靭なフィジカルに、巨体ながら繰り出される空中技でジェイを圧倒する。
ジェイコブは反撃の余地を与えずにインプラントDDTでリングに沈めるとコーナーに向かい、セカンドロープからトップロープへツーステップのジャンプで一回転する必殺技『マイティムーンサルト』を繰り出して勝利した。
ジェイコブにとっては今春に加入して初めてのシングルマッチだったものの、とてつもない強さで“超新星”ぶりを改めてアピールすることに成功している。
衝撃の3カウントには会場もぼう然。ファンも「なんという身体能力」「ジェイが普通に負けた」「強すぎる」「誰が勝てんの」「この巨体で飛んで回れるのチートだろ」と驚きを隠せない様子だった。
ジェイコブの勢いは衝撃的だったものの、翌日の「サバイバーシリーズ」本戦では旧ブラッドラインが反撃に成功し勝利。新旧間の抗争はさらに激化しており、このストーリーは今後もファンを熱狂させるだろう。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?