【WWE】RAW（12月2日・日本時間3日）
元体操選手でアメリカ版SASUKEでも活躍した女子レスラーがみせた美しすぎる回転爆弾に「何回転した？」「めっちゃきれい」とファン騒然。100％勝利を確信する必殺技炸裂の直後の“理不尽すぎるオチ”にも注目が集まった。
WWE「RAW」で新設された女子インターコンチネンタル王座を巡るトーナメントが開幕し、カタナ・チャンス＆ダコタ・カイ＆シェイナ・ベイズラーのトリプル・スレッド戦が開催。アクロバティックな技が代名詞のカタナがトップロープからの1回転半「450スプラッシュ」でファンの視線を釘付けにした。
武闘派女子集団“ピュア・フュージョン・コレクティブ（PFC）”に所属するシェイナと、共にPFCの襲撃による大怪我で欠場に追い込まれたカタナ＆ダコタの「被害者の会」が奇しくもマッチアップ。序盤は仕返しとばかりにシェイナへ2人が集中攻撃。カタナは場外へ横回転のトルネード式ダイブを決め復讐心を燃やす。
3人がそれぞれフォールを妨害し決め手を欠くなか、シェイナがダコタに「キリフダクラッチ」ことチョーク。しかし、直後に衝撃のシーンが。シェイナがバック・チョークでダコタを仕留めようとガッチリ締め上げると、カタナがなんとトップロープからぐるりと1回転半する「450スプラッシュ」を炸裂させて妨害。
華麗な技を見事に決めたフォールに持ち込んだカタナだったが、飛んだ直後にダコタが一瞬の間を見逃さずチョークから脱出に成功。ダコタは何事もなかったように、カタナを担ぎあげて顎を蹴り上げるフィニッシャー「GTK」を決め、何とも手際のよい漁夫の利でカウント・スリー。
体操選手仕込みの450度回転に「すげえ綺麗だ」「何回転した？」「めっちゃきれい」とどよめく間もなく、横から勝利をかっさらうダコタの頭脳プレーに「正直予想外だ」の声も。イヨ・スカイ＆カイリ・セインの相棒でケガも多かった第三の女の狡猾な勝利にファンから「ダコタおめでとう」「ダコっさんやったね」という多くの声援も寄せられた。（ABEMA／WWE『RAW』）
