【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 3-0 湘南ベルマーレ(12月8日/ノエビアスタジアム神戸)
連覇を確実なものとしたのは、MF扇原貴宏の左足から放たれた“ビューティフルミドル”だった。弾丸シュートがゴールネットに突き刺さると、スタジアムには大歓声が響き渡った。
12月8日、明治安田J1リーグ最終節が各地で行われた。サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアとの三つ巴優勝争いのなか、勝てば優勝の首位・ヴィッセル神戸は、ホームに湘南ベルマーレを迎えた。
そして、神戸が2ー0とリードして迎えた70分だった。敵陣内右サイドのスローインで、DF酒井高徳がロングスローを入れるとFW佐々木大樹がフリックしてボールはボックス内へ。これを収めたFW大迫勇也が丁寧に落とすと、ボックス外から走り込んだ扇原が左足を一閃。湘南のGK上福元直人が素早く反応して横っ飛びを見せたが、それを上回るスピードと威力でゴールネットに突き刺さった。
連覇を決定的とする3点目にノエビアスタジアム神戸は大歓声に包まれる。解説の林陵平氏は「スーパーミドルじゃないですか」と伝えると、松木安太郎氏も「もともとミドルは上手い選手ですが見事でした」と扇原を称賛。林氏は続けて「地を這うような、伸びるボールでしたね。これは気持ちいいですね。大迫の落としも優しい。打ってくださいのボール」と扇原と共に、大迫のアシストを称えた。
このスーパーゴールについてABEMAのコメント欄では、「すげーゴールきた!」「イーグルショット炸裂!」「ゴラッソだ」「気持ちいいゴールだな」「とんでもないミドル」「この舞台でこのゴールは最高すぎる」「えっぐいゴールだわ!」と大盛り上がりを見せた。
リードを広げた神戸は、その後も湘南を寄せ付けず3-0で完勝。クラブ史上初、そして6クラブ目となるJ1リーグ連覇を達成した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)