【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 3-1 FC町田ゼルビア(12月8日/県立カシマサッカースタジアム)
鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が、らしさ全開のインタビューで会場を湧かせた。前節に引き続き「禊は終了しました」と“優磨節”を炸裂させ、ファンの爆笑を誘ったのだ。
鹿島は12月8日の明治安田Jリーグ最終節でFC町田ゼルビアと対戦。開始5分で鈴木の見事なスルーパスからFW師岡柊生が先制点奪うと、16分にはMF樋口雄太が追加点。23分に町田のMF下田北斗に1点を返されるも、45+2分に鈴木が股抜きドリブルからの見事なスーパーゴールで再びリードを広げ、3-1で町田を下した。
鈴木は11月9日の名古屋グランパス戦で一発退場となり、出場停止明けの前節でスーパーゴール。その試合後、「退場して非常に反省しましたし、今日、点を取って勝たせたら禊が終わりだと思っていたので、やっと禊が終わったってハッキリ言えます。はい。禊は終了しました」と宣言していたことが大きな話題となっていた。
そして、続くこの町田戦でもスーパーゴール。Jリーグではキャリア最多の15ゴール目を挙げて再びフラッシュ・インタビューに登場すると、「前節、試合後に『禊は終了した』って言ったんですけど…」と切り出し、さらにこう続けた。
「本当はこのホームでゴールを決めて禊は終了だと自分の中で思っていたので、今日確実に言えます。禊は終了しました」
この鈴木らしいユーモア溢れる“再宣言”が、サポーターたちの爆笑を誘った。SNS上には「優磨のヒーローインタビューいいわ」「鈴木優磨、ホームでゴールして真のみそぎ終了宣言笑」「優磨、まだ禊の話してる笑」「ギラギラしてる優磨かっけーな」「来年こそ期待してるよ」「禊は終了しました、気に入ってる?笑」「味しめてるだろw」など、歓喜の反応が集まった。
28歳のエースはインタビュー終盤に、「(キャプテンの柴崎)岳君も言っていたように、着実に優勝に近付いてきていると思う(今季は5位フィニッシュ)。僕たちはタイトルを欲しているので、必ず来年取りたい」と、早くも来季へ熱い闘志を燃やした。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)