さらにオスカルさんは「俺たちは無給なんだ。ただし掘り出した金や銀を自由に持ち帰っていい日がある。それを売った金が取り分になる」「月曜から金曜まで働いたら、金曜の午後は自分たちのために金を掘れる時間なんだ」と、労働報酬について説明。無給で働き、最終日だけ採掘した鉱石を持ち帰れる「カチョレオ」と呼ばれるシステムが採用されており、運が良ければ1日で数十万円分の金が手に入ることもあるという。この運試しのような一攫千金の仕組みが、南米の命知らずの労働者を惹きつけているのではないかと、プジョルジョDは分析していた。