【リーグアン】ストラスブール0-0スタッド・ランス(日本時間12月9日/スタッド・ドゥ・ラ・メノ)
これぞ”阿吽の呼吸”というプレーだった。スタッド・ランスに所属する中村敬斗と伊東純也の2人の日本代表が抜群の連係で相手ゴールに迫っている。
日本時間9日に行われたストラスブールvsスタッド・ランスの試合で、アウェイチームに所属する中村と伊東の両名が先発出場。ゴールレスで迎えた10分に、通称「ランス兄弟」の2人だけでゴールに迫るシーンがあった。
左の張った位置でボールを受けた中村は、ドリブルでボックス内まで進入。縦に突破してからの切り返しで相手DFの重心の逆を突くと、右足のクロスをファーサイドに送った。
これを逆サイドから絞っていた伊東がヘッド。シュートは浮いてしまったが、今季すでに2度もアベック弾をみせている2人の好連係が光ったシーンだった。
この場面に視聴者は「おーしーいー!純也ヘディングー!敬斗くんいいぞいいぞ!」「敬斗切り返してめっちゃいいクロスあげるやん!!!!」「うわぁこれは決めたかった敬斗からのいいクロス」「純也くん惜しかったー」「ランス兄弟いいね!」などとコメント。フランスで躍動する2人の日本代表FWがみせた”阿吽の呼吸”に大興奮の様子だった。
これまでの「ランス兄弟」によるアベック弾は、右の伊東のクロスを左の中村で合わせる形だったが、今回はそれの逆の形でゴールへと迫った。チームとしても得意のフィニッシュパターンが増えるのは好材料だろう。なお、試合は両チームともに最後の精度を欠き、スコアレスドローに終わっている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)