非常戒厳を主導したとして逮捕された韓国の前国防相が拘置所で自殺を図ったと、法務省の高官が明らかにしました。命に別状はないということです。
韓国法務省の高官は11日、国会の答弁で、非常戒厳を主導したとして逮捕された金龍顕前国防相が10日夜遅くに、拘置所のトイレで自殺を図ったと明らかにしました。職員が発見しすぐに保護したため、健康状態に異常はないとしています。
一方、警察の特別捜査本部は11日午前、大統領府や警察庁、国会警備隊などに対する家宅捜索に着手したと発表しました。大統領府には正午ごろ捜査員が入っていて、尹錫悦大統領への捜査が本格化しています。(ANNニュース)