【UEFAチャンピオンズリーグ】アタランタ 2-3 レアル・マドリード(日本時間12月11日/ゲヴィス・スタジアム)
悩める“怪物FW”に待望の瞬間が訪れた。アタランタ戦で先発出場したレアル・マドリードのFWキリアン・エムバペが、完璧なファーストタッチからゴールを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では開幕節以来となる得点に、ファンも復調の兆しを感じているようだ。
昨季のCL王者であるレアル・マドリードだが、今季はリーグフェーズ5節終了時点で2勝3敗と負け越すなど、苦しい戦いが続いている。その中でサポーターから厳しい目を向けられているのが、今夏に新エースとして迎えられたエムバペの不調だ。開幕直後こそ順調に得点を重ねていたが、最近は決定機を外すシーンが目立っている。
そんな悩める怪物FWが日本時間12月11日のアタランタ戦で本領を発揮する。開始早々の10分、理想的な展開から先制ゴールを奪うのだ。
DFアントニオ・リュディガーからのロングフィードを最前線でエムバペが収めると、サポートに来たMFブラヒム・ディアスとDFルーカス・バスケスの両名が右サイドでボールを保持。最後はブラヒムからボックス手前のエムバペにラストパスが通り、フランス代表FWは左足の見事なファーストタッチでアタランタのMFマルテン・デ・ローンを剥がしてボックス内へと進入。右足で豪快かつ正確なシュートをゴール左下に叩き込み、待望の先制点をもたらした。
実況の西岡明彦氏は「見事なファーストタッチ。今のコントロール、ファーストタッチの流し方は絶妙でした」とエンバペのファーストタッチを絶賛。解説の安永聡太郎氏も「いやー、お見事ですね。うまく入れ変わりました」と同じく、エンバペのトラップを称えるコメントを残した。
このゴールには視聴者も注目。「ファーストタッチがエグすぎるって!」「お目覚めか!?」「ワンタッチで勝負ありだな」「やっとキリアン・エムバペが到着したらしい!」「エムバペ理不尽すぎやろ笑」「これはもしかしてエムバペ復調の日になるかも」などのコメントを残している。
ところが、35分にまさかのアクシデントが発生。エンバペはハムストリングを痛めたことでピッチに座り込んでしまい、そのままロドリゴと交代となってしまった。ようやく復調の兆しを感じさせていただけに、この場面での負傷交代は本人も悔しかっただろう。なお試合はレアル・マドリードが3-2でアタランタを下している。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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