【UEFAチャンピオンズリーグ】アーセナル 3-0 モナコ(日本時間12月12日/エミレーツ・スタジアム)
【映像】南野拓実、絶妙タッチ→右足アウトサイドパスを放つ瞬間
モナコのMF南野拓実がアーセナルをたった一人で翻弄した。鋭い読みでパスをカットし絶妙なラストパスがアシスト未遂に。攻守ともにクオリティーの高いプレーに、ファンはSNS上で興奮している。
注目のシーンは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節アーセナル戦の65分のことだ。1点を追いかけるモナコが[4-4-2]のブロックを組み、アーセナルのビルドアップをけん制する。アーセナルのDFユリエン・ティンバーのバックパスがズレたのを見逃さなかったモナコはプレスのスイッチを入れ、MFエリエス・ベン・セギルが素早く寄せていくと、サリバは左前方へ縦パスを入れてくる。これに反応したのが、後半からピッチに入った南野だ。
背番号18はボールの移動中に首を振り、自身の後ろにいるMFマルティン・ウーデゴールの位置をしっかりと把握し、外側から内側に絞る動きでサリバのパスをカット。そして、勢いそのままにドリブルでゴールに向かっていく。細かいタッチで相手3選手を引きつけながらボックス内ギリギリまで進入すると、振りの小さい右足アウトサイドでラストパス。これをボックス内中央で受けたFWブレール・エンボロがターンしながらシュートを放つも、わずかに枠の右に逸れた。
南野のプレーはアシスト未遂になってしまったが、解説の坪井慶介氏は「南野は良い読みでしたね」と南野のインターセプトを称賛し、「モナコは前半と違った守備の形じゃないでしょうか。前からハメに行き、奪ったらショートカウンター」と、南野が投入されてから戦術変更の可能性があったことを示唆した。
決定的なチャンスをつくりだした日本代表アタッカーのプレーに、ファンはSNS上で反応。「パスうめええええ」「やっぱりタキはポジショニングなんよ」「南野入ってから明らかにモナコ良くなってるんだよな」「マジで南野くんに預ければ勝手にチャンスにしてくれるからもっとボール入れてあげて」と絶賛する声もあれば、「決めてくれよ」とアシストにならなかったことを嘆く声もあった。
その後も南野は好プレーを見せたが、アーセナルに78分と88分にゴールを決められて、3‐0で敗戦。南野は試合後に「攻撃の選手なのでゴールかアシストでチームを助けたかった。それに届かなかったので悔しい。チャンスになりそうなフィーリングはあったが、それを生かすことができずに残念」と述べ、残り2試合に向けて「グループリーグ突破できるかどうかが決まるので勝利に貢献するために良い準備をしたい」とスタジアムを後にした。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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