【UEFA女子チャンピオンズリーグ】マンチェスター・シティ 2-0 ペルテン(日本時間12月13日/マンチェスター・シティ・ジョア・スタジアム)
これが所属クラブと代表チームで培われた連係なのか。マンチェスター・シティに所属する長谷川唯と藤野あおば、2人の日本人選手が阿吽の呼吸を見せている。
日本時間13日に行われたUEFA女子チャンピオンズリーグにて、マンチェスター・シティはペルテンと対戦した。なでしこジャパンのメンバーでもある長谷川と藤野の両名はフル出場。その中で試合終了間際に2人の好連係から決定機が作られた。
マンチェスター・シティが2-0とリードして迎えた90分、ハーフウェイライン手前に降りてボールを受けていた長谷川が前を向くと、相手の最終ラインの背後にロングフィードを供給。これを右の大外から抜け出した藤野が収め、そのままボックス内へと進入した。この華麗なプレーに視聴者は「美しすぎる連係プレー」「よく見えてるな」「上手すぎ」とコメント。日本人選手2人の連係で一気に決定機が訪れたが、藤野は最後の最後で背後から寄せた相手DFの好守備でシュートを打つことができず。ゴールキックから再開となった。
結果的に得点に結びつかなかったが、所属クラブと代表チームで一緒にプレーしている彼女らの連係の良さが光る場面だった。現在のマンチェスター・シティの女子チームには長谷川と藤野に加えて、GK山下杏也加とDF清水梨紗の4選手が所属している。
12日に日本女子代表監督就任が発表されたニルス・ニールセン氏は、2023年から2024年にかけてマンチェスター・シティの女子チームでテクニカル・ディレクターを務めており、この4選手への理解度が高い。新星なでしこジャパンはマンチェスター・シティに所属する選手たちが中心になるのかもしれない。(ABEMA de DAZN/UEFA女子チャンピオンズリーグ)