【UEFAチャンピオンズリーグ】ユヴェントス 2-0 マンチェスター・シティ(日本時間12月12日/ユヴェントス・スタジアム)
思わず両手を膝について俯きたくなる瞬間だ。マンチェスター・シティのGKエデルソンが相手の至近距離のヘディングシュートに反応して一度は止めるも、弾いたボールがゴールラインを割ってしまい、失点を回避できず。これにはファンも肩を落としていた。
マンチェスター・シティの守護神を悲劇が襲ったのは、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節ユヴェントス戦の53分のことだ。左サイドからユヴェントスのMFマヌエル・ロカテッリのアーリークロスが入ると、DFフェデリコ・ガッティがボックス内中央でジャンピングボレーシュートを放つ。この鋭い低弾道のシュートを守護神エデルソンは腰を落として正面で弾き、DFヨシュコ・グヴァルディオルが右サイドに蹴り出した。
しかし、このクリアが不十分で、ユヴェントスのFWケナン・ユルディズに拾われる。そして、ユルディズのふわりとしたクロスが入ると、ファーサイドでFWドゥシャン・ヴラホヴィッチがヘディングシュート。このシュートはエデルソンの正面であり、胸の高さのボールに対して、素早く両手を挙げてストップしたが、次の瞬間、弾いたボールが後ろに逸れてしまったのだ。エデルソンはこの非常事態を慌てて処理しようとするも、ボールはゴールラインをギリギリ割っており、残念ながらゴールを告げるホイッスルが鳴っていた。
ユヴェントスのゴールに、ホームスタジアムでは地鳴りのような歓声が上がる中、エデルソンは腰に手を当てて意気消沈している様子だった。
解説・戸田和幸氏がリプレイ映像を見ながら「(エデルソンは)止めたんだけど、その後のボールが少し(ゴールラインを)越えましたね」とコメントすると、実況・安井成行氏は「エデルソンはかき出しにはいったんですけど…」と状況を伝えた。
このゴールシーンには、マンチェスター・シティのファンがSNS上でショックを受けている様子だった。「エデルソンはよく反応できてるけどなー」「エデルソンのあれが入るのはシティの調子の悪さを表しとる」「どうしちゃったのよ本当に」「エデルソンのマイナス1mm」と、この失点を残念がるようなコメントが並んでいた。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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