【ブンデスリーガ】フライブルク 3-2 ヴォルフスブルク(日本時間12月14日/オイローパ=パルク・シュタディオン)
フライブルクのMF堂安律の積極性が作り出したチャンスシーンだった。日本代表MFはボックス内で3人からマークされるも、巧みなステップワークで翻弄。最後は右足でシュートを放つと、SNSのファンたちも反応する一幕があった。
フライブルクは日本時間12月14日、ブンデスリーガ第14節でヴォルフスブルクとホームで対戦。右サイドハーフとして先発出場した堂安が積極性を見せたのは、1点リードした46分だった。
自陣左サイドでボールを受けたDFフィリップ・ラインハートのサイドチェンジは、ボックス内でDFコンスタンティノス・コウリエラキスが頭でクリアしたが、このこぼれ球にいち早く反応したのが堂安だった。
左足でボールをコントロールしたところで、DFヨアキム・メーレに縦のコース、MFパトリック・ヴィマーにカットインのコースを消される。さらにコウリエラキスもカバーに入ったことで堂安はボックス内で3人に囲まれた。それでも緩急をつけた小刻みなステップで相手を翻弄。最後はわずかな隙間を作り出して逆足でシュートを放った。
メーレの脇を狙った意表をつくシュートだったが、これはGKカミル・グラバラの右手一本による好セーブに阻まれた。ブンデスリーガ公式サイトもこのシーンについて「フライブルクがブロックから抜け出し、堂安がゴール前にシュートを放つ。ヴォルフスブルクのゴール前でグラバラが強烈な右手でのセーブを見せた」と伝えた。
またSNSのファンたちは「堂安の落ち着きいいな」「キレキレすぎるな!」「エグいわ」「絶好調やな」「やっぱりシュートまで持っていかないとな!」「あとは決め切るだけだった」「堂安がボール持つとワクワクする」など堂安のプレーを称えるコメントが溢れた。
なおこの日の堂安は61分にチームの3点目をアシストする活躍を見せ、86分までプレーしている。(ABEMA/ブンデスリーガ)