そんなカッティさんの過去が明らかになったのは、プジョルジョDが両親に関する質問をしたときのことだった。「母との仲は最悪。ずっと連絡をとっていない。12歳のときに従兄弟にレイプされて、母に相談したら従兄弟をかばった。それ以来、母のことは信用していない」。壮絶な過去を淡々と語ったカッティさんに、プジョルジョDは「性の仕事に就くことにためらいはなかったのか?」と質問。カッティさんの答えは「子どもの学費のために仕方がなかった」というものだった。なお、カッティさんが懸命に働いたおかげで、彼女の子どもは大学に進学。子どものために家を建てる目標も、達成できたそうだ。
毎晩のように身体を売り、家賃約1万2000円のアパートで質素に暮らし、必死にお金を貯めたカッティさん。しかし、インタビューの最後に彼女が語った「本当の幸せ」は、お金では買えないものだった。「一生懸命働いてお金を貯めたけど、最終的に思ったのは、お金は人を幸せにするものではないということ」。そう切り出した後、カッティさんは目を潤ませながら「子どもと一緒に過ごす時間はお金で買えないわ。本当の幸せは子どもと一緒に過ごす時間だと気づいたの。これが異国の風俗で働いて学んだこと」としみじみ話していた。
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・【裏話』『インフォーマ』演者たちが語るタイでの撮影秘話