カルロスさんが移民として生きる覚悟を決めたのは、家族と再び暮らす夢があるからだ。カルロスさんには、離婚した元妻との間に5歳の娘がいる。離婚理由を問うと「元妻は現実主義だったので、職を失ってお金がなくなったら捨てられた」との答えが返ってきた。現在は自身の食べる物にも困っている状況だが、最終目的地のチリは南米の中でも賃金が高い。そこで仕事を見つけ、「もう一度家族で暮らしたい。娘を支えてあげたい」と願っている。
このときカルロスさんは携帯電話を持っておらず、1ヶ月以上、娘と連絡をとれていなかった。連絡手段について尋ねると、人から借りたスマートフォンでFacebookにログインし、連絡するのだという。そこでプジョルジョDは自身のスマートフォンでFacebookを開き、カルロスさんのプロフィールを見てみることに。すると、居住地は目的地のチリ・サンティアゴに、交際スターテスは交際中に、それぞれ設定されていた。いつかこれらの情報が、事実になる日が来るように。カルロスさんは、希望が詰まったこのプロフィールを、チリまでの過酷な道のりを歩む糧にしていたのだった。
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