福島・猪苗代湖のボート事故 仙台高裁は一審判決を破棄し“無罪”判決

　4年前に福島県猪苗代湖で3人が死傷したボート事故の控訴審判決で、仙台高裁は一審判決を破棄して無罪を言い渡しました。
　この事故は2020年9月、猪苗代湖の中田浜の沖合で、ライフジャケットを着て湖面に浮かんでいた4人にプレジャーボートが突っ込み、当時8歳の豊田瑛大君が死亡、母親が足を切断するなど2人が重傷を負ったものです。
　当時ボートを運転し、業務上過失致死傷の罪に問われているいわき市の元会社役員佐藤剛被告（47）は、禁錮2年の一審判決を不服として控訴していました。