サッカー市場の移籍専門記者・ロマーノ氏が日本のメディアに初登場。ひと足早く重大な移籍情報をゲットできる“意外な秘訣”を明かした。
J1と代表で歴代最多試合出場記録を持つレジェンド・遠藤保仁氏をゲストに迎えた12月15日の『ABEMAスポーツタイム』。「冬の移籍市場直前スペシャル」と題して、これまで数々の移籍情報をスクープしてきたイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏の超レアな直撃取材を報告した。
選手が家族にも知らせていない移籍情報すら入手するロマーノ氏は、なぜスクープを嗅ぎつけることができるのか。番組では彼をよく知る周囲の人物からロマーノ氏と接触し、本人いわく日本のテレビでは初めてという超レアなインタビューに成功。自身がサッカー選手になる夢は早々に諦めたというロマーノ氏は、以来ジャーナリストとしてサッカーに関わることに心血を注いできたという。
2023年8月には、日本代表キャプテン・遠藤航のリヴァプールFC移籍をクラブの公式発表よりも1日早くスクープしたロマーノ氏。サポーターの間では「ロマーノ砲」と呼ばれる情報収集力の源は、毎週のように世界中を飛び回り、とくにチャンピオンズリーグは必ず現場に行くというフットワークの軽さによるもの。試合の前後には、移籍に関わる重要人物と出会えるチャンスが高いのだという。
中でもクラブ幹部、代理人、そして選手自身との関係が重要と語るロマーノ氏。しかし、掴んだ情報を直接確認し、信頼を得ることも重要だという。
さらに、最も大事にしているのは「彼らの最高の友人であること」。ゴールや勝利への祝福のメッセージなどをマメに送り、関係者の信頼を得ることで情報の核心に近づけているといい、「ジャーナリストという仕事を抜きにしても、人間として良い関係でありたい」と力説し、ひと足早く重大な移籍情報をゲットできる“秘訣”を語っていた。
(ABEMAスポーツタイム)