移籍専門記者・ロマーノが、スクープ情報獲得のための意外な独自ネットワークを明かした。
12月15日の『ABEMAスポーツタイム』では、「冬の移籍市場直前スペシャル」と題して、これまで数々の移籍情報をスクープしてきたイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏の超レアな直撃取材を敢行。驚きの情報を獲得するためにはチーム関係者や選手自身と“友人”のような関係になることが重要とのことだが、実はその他にも独自のネットワークによって移籍の動向を伺っているという。
試合を追いかけ様々な国を訪れた際には、サッカー界以外の人々とも積極的に交流するというロマーノ氏。「いつどこで、誰から情報が入ってくるか分からないから」という理由だそうだが、過去のスクープの中にはホテルで働いていた知り合いから「この代理人とあの選手が入ってきたよ」などという連絡を受けたこともあるそうだ。
日本国内であれば、ホテルの関係者から得た情報ということが発覚した場合、SNSなどを中心に“大炎上”する可能性もある。しかし、イタリア現地でロマーノ氏を知る人々に彼の印象を聞くと、口を揃えて「親切で謙虚」「明るくてサービス精神旺盛」と答えるなど、SNSのフォロワー9千万人超えの有名人として以上にフレンドリーな人物として好かれおり、あくまで“情報収集の手段”として受け入れられているようだ。
アシスタントをつけず、活動の90%を自身でまかなっているというロマーノ氏。軽快なフットワークと幅広い情報網、そして誰からも好かれる人柄を武器に、日々移籍スクープを狙っている。
(ABEMAスポーツタイム)