移籍専門記者・ロマーノ氏が日本でその名を知られるきっかけとなった、2022年の移籍スクープについて明かした。
12月15日の『ABEMAスポーツタイム』では、「冬の移籍市場直前スペシャル」と題して、これまで数々の移籍情報をスクープしてきたイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏の超レアな直撃取材を敢行。独占・ロングインタビューの模様が公開された。
ロマーノ氏が日本でその名を知られるようになったのは2022年、当時セリエAのUCサンプドリアに所属していた吉田麻也がブンデスリーガのシャルケ04へ移籍するという報道だ。同年7月5日にロマーノ氏がSNSでこの移籍を報じると、吉田本人がそれに応える形で「奥さんにも言ってないこと、知られてた」と投稿し大きな話題となった。
当時のスクープについてはMCの槙野智章氏も、「家に入ったの? どうやってるの!?」とロマーノ氏のすさまじい情報収集能力に戦慄したという。スタジオ初出演となった元日本代表の遠藤保仁氏もロマーノ氏の存在は知っていたといい、まさかの31歳という若さには驚きを隠せない様子だった。
ロマーノ氏自身も吉田氏の移籍報道を振り返り、「あれは最高の一件だったよ」と笑顔を見せる。「選手がああやって受け入れてくれるのは、努力した僕からすれば最高のご褒美。本当に素敵なやり取りだった」と、自身にとっても非常にやりがいのある仕事であり、素晴らしい思い出になっていることを振り返っていた。
(ABEMAスポーツタイム)