テコンドーと空手、ヌンチャクと剣。色々と武器が被ってるうえに、男性レスラーを巡ってドロドロの因縁まで勃発。女子レスラー同士の喧嘩マッチの最中に飛び出したど派手な回し蹴り合戦に注目が集まった。
WWEの第3ブランドNXTで行われたニキータ・ライオンズとカーメン・ペトロヴィッチの対決が話題に。バックステージでの三角関係やダイナミックな蹴りを得意とする”キャラ被り”など、何かと揉めている二人がアクションムービーのような激しい攻防を繰り広げた。
チャラ男レスラー、アシャンテ・アドニスを巡りバックステージで不穏なやりとりが続いていた両者。ヌンチャクを振り回しテコンドー仕込みのハイキックのパフォーマンスで知られるニキータと、空手出身でソード片手の『キル・ビル』風ムーブにハイキックと完全に“キャラ被り”のカーメン。互いにぶっ潰すしかない空気。
ゴングが鳴り、ニキータが両手でドツく女同士の喧嘩を告げるオープニング。カーメンのハイキックを回し蹴りでかわし、ニキータが水面蹴り、これをカーメンも返し”蹴りvs蹴り”のスピーディーな攻防を見せる。
この緊張感溢れる攻防にファンも「激しく美しい二人」「キレッキレだな」「彼女たちをもっと上の大会で見れる日はいつ?」と大盛りあがり。
華麗なキック合戦がこのまま続くかと思いきや、ニキータがヒザ、ヒザ、ヒザと、さらにはマウントでボッコボコに殴るあたりが私怨をこじらせた喧嘩マッチだ。さらにエグいのは弱った相手をロープに挟み込みボリューミーなお尻でスリスリと圧殺する「スティンクフェイス」という屈辱プレーまで飛び出した。
この試合カーメン側につく優柔不断男、アシャンテに気を取られたニキータが背後から蹴りを貰いカウントスリーとカーメンが勝利するも、三角関係のもつれは解消されるどころかリング下でさらなる痴話喧嘩に発展。WWEの中で今一番”昼ドラ”的な愛憎劇が楽しめるNXTの二人、今後も注目だ。
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