読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんが19日未明、東京都内の病院で肺炎のため亡くなったことを受け、岸田前総理は記者に「一つの時代が終わった」「私の政治人生にとって大切な方だった」などと述べた。
 岸田前総理は亡くなったことの受け止めについて「渡辺主筆は私の父の旧制高校の同級生で、旧制中学は私自身の学校の先輩だ。よって若い頃から親しくご指導いただいた。私にとって大変大きな存在だった。また言論人としてマスコミ人として大きな影響を日本の戦後の歴史において残された方だ。一つの時代が終わった。こんなことを感慨深く感じている」と話した。