千葉県柏市で夫婦が殺害された事件をめぐり、公務執行妨害の疑いで逮捕された男が夫婦側に金を預けていたことが分かりました。
18日夜、柏市の渡来敏明さん（59）と妻の礼子さん（59）が胸などを刺されて殺害されました。約10分後に殺害現場の近くで起きた火事について、警察は放火の疑いで酒巻馨容疑者（77）の逮捕状を取り、公務執行妨害の疑いで逮捕しました。
その後の捜査関係者への取材で、酒巻容疑者は渡来さんに数十万円を一時的に預けていて、12月に入って金を返すように電話をしていたことが分かりました。警察は、酒巻容疑者が夫婦の殺人事件に関与している可能性もあるとみて、調べを進めています。（ANNニュース）
