トロッコを運営するジュセさん(32歳)が乗せてくれるというので、最前列に乗り込んだプジョルジョD。しかしこれが、恐怖体験の始まりだった。このトロッコはガソリンを燃料として動くが、ブレーキはついておらず、止まる時にはギアを調整してエンジンを切るのだという。そして、最高速度は約60キロ。プジョルジョDを乗せたトロッコがグングンとスピードを上げて走る場面もあったが、過去にはスピードを出しすぎて落ちた人もいるそうだ。
トロッコはさらにジャングルの奥へ。車体がガタガタと大きく揺れ、プジョルジョDからは「痛え〜」「うああああ」といった声が漏れる。しかし、本当の恐怖はまだこれからだった。「こんなところで落ちたらどうするの」。プジョルジョDが思わず震え上がったその場所は、川の上にかかる線路を通過しなければならないのだが、線路を支えるのは、今にも朽ち果てそうな材木を並べてつくられた粗悪な橋。この場面を見たスタジオのあのちゃんは「ネプリーグ」と口にし、東野も「ネプリーグの最後や!」とうなずいた。
『ネプリーグ』のボーナスステージ「トロッコアドベンチャー」では、クイズの回答を間違えるとトロッコが奈落の底に落ちてしまうが、これはもちろんゲームの世界の話。しかしこの地には、運が悪ければ命を落とすことにもなりかねない“デストロッコ”が、実在しているのだった。
さらに番組の後半でも、危険なシーンが登場した。険しい崖に線路が敷かれているその場所は、人を乗せてトロッコで通過しようとすると、重量オーバーで崩れてしまうのだという。そのため乗客はトロッコを降り、線路を歩いて通過しなければならず、スタジオメンバーは「怖すぎる」「危ない!」とハラハラしながら見守っていた。
この記事の画像一覧