『週刊文春WOMAN』2025創刊6周年記念号が、12月23日に発売。特集は「エイジングの正解―もう、年齢(とし)をとっても大丈夫。」。表紙は、香取慎吾による通算24作目の表紙画「aging dance」が飾っている。
2017年のジャニーズ事務所退所から7年となる香取は、NEWアルバム『Circus Funk』に収録された中森明菜とのデュエット、来年1月スタートの『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』での11年ぶりのフジテレビ系連ドラ主演が話題になるなど、再び活躍の時を迎えている。そんな香取が今回の表紙画に込めた「年齢観」とは? そして、中森との共演の舞台裏、一度離れたからこそ考えるようになった「テレビへの距離感」を真摯に語っている。
巻頭企画は、「金曜日の妻たちへII・III」などで昭和・平成のドラマを象徴する人気女優だった篠ひろ子さんの独占告白(聞き手・阿川佐和子)。
作家の伊集院静さんと44歳で結婚後は出演作を減らし、50歳を前に芸能界を去った篠さんは、故郷の仙台に居を移し、伊集院さんを支える暮らしに徹してきた。
今回、伊集院さんの一周忌を機に24年ぶりにメディアに登場し、伊集院さんとの出会い、31年間にわたる結婚生活、そして伊集院さんの壮絶な最期まで、はじめて語った。色男として知られた伊集院さんとの結婚の理由、伊集院さんの前妻である故・夏目雅子さんとの秘話、そして死去3年前に患ったくも膜下出血以来の“伊集院さん晩年の変化”――。
仙台の自宅で撮影したグラビア「伊集院静が妻・篠ひろ子に遺したもの」では、愛用の手帳から死後見つかった「ラップで几帳面に包んだ結婚前の篠さんの写真」など、無頼派作家が家庭においてだけ見せた素顔がうかがえる。計19ページのスペシャル企画となっている。
ほかにも、ジェーン・スーと大草直子による対談「令和の中年ファッション白書」、「《佐藤愛子 ぼけていく私。第4弾》祝101歳 娘と孫が明かす佐藤愛子からの“謝罪”」、中野信子さんと二階堂ふみの異色の組み合わせによる新連載「仮面〈ペルソナ〉」など、充実したラインナップとなっている。
【ラインナップ】
■表紙画第24弾&インタビュー 香取慎吾 aging dance
■篠ひろ子さん《24年ぶりのメディア登場》はじめて語る亡き夫・伊集院静との31年間
聞き手・阿川佐和子
[グラビア]伊集院静が妻・篠ひろ子に遺したもの―ロザリオ、妻を描いたイラストほか
■追悼 谷川俊太郎さん 全12ページ
[エッセイ]追悼ができない 内田也哉子
[グラビア]逝去2か月前の谷川さん「庭の木を見ているほうが大事で、人間はもういいやなんて思いますね」
■【特集】エイジングの正解―もう、年齢(とし)をとっても大丈夫。
・ジェーン・スー×大草直子 令和の中年ファッション白書
・ぼけていく私。好評第4弾!《祝101歳》娘と孫が明かす佐藤愛子からの“謝罪”
・野宮真貴64歳×松本孝美59歳×渡辺満里奈54歳が聞く
「76歳森山良子の試練の乗り越え方」
・《齋藤薫・完全監修》発表! 更年期ベスコスいいもの大賞2024
・村山由佳 《還暦の新境地》官能を禁じ手に描いた“文壇お仕事小説”が面白すぎる!
・大人のための「女の文学」
[Part1 今こそ、田辺聖子]原田ひ香、三宅香帆
[Part2 「大人の文学」傑作選]野原広子、花田菜々子、山内マリコ
・アラフォーからのTL漫画のススメ
・内田也哉子が聞く 被団協 和田征子さん「40代主婦が81歳でノーベル平和賞授賞式に出るまで」
・[マンガ連載] 志村貴子「ふたりでひとり暮らし」第4回
■【連載】
・稲垣吾郎×林真理子 《談話室稲垣Goro's Salon》日本大学に出張編
・《新連載》仮面〈ペルソナ〉 11人の中野信子と11人の二階堂ふみ
・岡村靖幸×ファン代表・市川紗椰 《幸福への道 特別篇》
・爆笑問題・太田光ができるまで 《危ない事件簿 特別篇》
・信田さよ子《女性と依存症、そしてトラウマ》 うつ病が「仮面」となるとき
・[グラビア]ハマる人 吉野北人 海辺のフォトウォークへ
・[グラビア]有賀薫さんの新提案 世界を旅する豆スープ
【『週刊文春WOMAN』とは】
「世の中で起きていることの本質を自分の目と耳でとらえ、自分の足で生きる道を切り開いていきたいと願う、大人の女性のための雑誌」として、2018年12月29日に『週刊文春』の女性版として創刊。創刊1周年を迎えた2019年12月より、年4回(3月、6月、9月、12月)発行の季刊誌に。
■掲載誌情報
雑誌名:『週刊文春WOMAN』2025創刊6周年記念号
発売日:2024年12月23日
定 価:748円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋