全国で性教育講座を行う専門家の話によると、まずは「どうしてその言葉を知っているの?どこで聞いてきたの?」と穏やかに聞いてみることが大切だという。その上で、「これらの場所は命に関わる大切な場所 ”プライベートゾーン” であり、ふざけて口にする言葉ではない」と、くり返し伝えていく教育方法をアドバイスした。

 藤本家では、長男が小学校低学年の時に性器用語を口にすることがあったといい、藤本は「怯えさせてもいけないから、うちでは、もうちょっとラフに聞いてるかも。『流行ってんの?』みたいな」とミキティ流の声かけを告白。性について触れてはいけない空気にならないよう、友達感覚でフラットに対応することで、子どもが困ったとき親に相談しやすい環境を作っているという。

「子どもが性器用語を発してしまう」ママの悩み
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 また、専門家は「始めは大人の反応が面白く、聞いてくれないことがあるかもしれません」と語る。その場合は「ママは嫌な気持ちになる、不愉快になる人もいる」と、真剣に伝え続けることが望ましいという。

 幼少期からの性教育は性被害を防ぐために必要であり、「自分の身体の大切さを認識させ、おかしいことをおかしいと気づかせることが重要」と専門家は強調。これには横澤も「これはおかしいことって気づかなかったら人に言わないですもんね」「助けてほしいって言えなくなる」と深く共感していた。

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