漫画『サザエさん』全6032話を暗記する大学院生 驚きの特技を披露 そして初の「⻑谷川町子記念館」へ…！

　『探偵！ナイトスクープ』（テレビ朝日系）が12月20日に放送され、驚異の記憶力を持つ男性の依頼を調査した。

【映像】お題に答える依頼者と『サザエさん』実際の内容

　視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「『サザエさん』を全話暗記する男」は、愛知県の男子大学院生（24）から寄せられた次のような依頼だ。

『私はおそらく世界で自分にしかできない、ある特技を持っています。その特技とは、「それ、『サザエさん』にあります」というものです。私は⻑谷川町子先生作の国⺠的漫画「サザエさん」（文庫本版で全6032話）を全話、暗記しています。その記憶をもとに、何かお題を振ってもらえば、それをテーマにした漫画のエピソードを紹介することができます。日常から時事まで、あらゆる物事をネタにしてきた「サザエさん」だからこそできる技です。私はこの特技を通して、漫画「サザエさん」の魅力を世に知ってほしいのです』

　石田靖探偵が依頼者の元を訪れると、「フネさんの旧姓が石田さんなんです」とさっそくエピソードを披露。さらにお題を振っていくと、『探偵』はサザエさんのおやつがなくなった回、『物価高』はサンマの値段におばあさんが倒れてしまう回など、即座に「それ、『サザエさん』にあります」と4コマ漫画のストーリーをよどみなく語っていく。

　その特技に気づいたのは、高校生の時。漫画は小学生の時から読み始めていたが、高校の時に先輩の無茶ぶりに「こういう話じゃないですか？」と答えたことで、覚えていることを自覚したそうだ。その時には、「日常の全てをサザエさんを通して見る“サザエさん脳”になっていた」という。