三重県の子育て支援施設で、クリスマスパーティーが催された。2歳や3歳の子どもたちはサンタクロースが何かすら理解できていないが、親たちは早くも「プレゼントはいつまであげるものか」「上の子は信じたい・信じたくないというのが半々」といった話題で盛り上がっていた。
「サンタが子どもの心理に与える影響」を30年間にわたり研究してきた三重大学の富田昌平教授は、「9、10歳あたりが一番サンタに懐疑的になる」と説明する。時代が変わっても、サンタを疑う年齢に大差はなく、最新の調査でも10歳前後で疑い始める子どもが最も多いという。