“ケンカ”のワードが出たところで、島崎が「ケンカのアクションシーンも抜群です!」と猛プッシュ。内田も「いやーホンットに!」と深く同意し、「1つ1つの……武術の動きだったり、身体の重さとか、スピード感とか。そういったものをものすごく丁寧に描いていて。これだけの表現をアニメーションってできるんだな」と感動ポイントを挙げると、島崎は「演出もいいしさ! コンテがいいというのもあるんだろうけど」と、より詳細な演出面への分析を見せた。
続けて島崎は「声優ってこういう(番組出演などで)表に立って宣伝させてもらってるけど、アニメってみんなで作ってるから。そこだよね」と、チームワークでの功績であることをアピール。
例として島崎自身が演じる蘇枋隼飛の演技方針を挙げ、「バトルの時、蘇枋は強いから“ふっ!”とか“はっ”とかいった息遣いの演技は入れないのですが、アニメになったらものすごくかっこいいアクションシーンになっている。だから僕の功績でもなんでもないんですよ、よく誤解されるんですけど(笑)」と、音声がない部分でもアニメーションの秀逸さが作品クオリティを構築している点をユーモラスに説明。これに内田が「声のお芝居は絵があって完成する」「全部合わせての総合芸術」と、島崎の弁を締め括った。
未公開パートでも熱く濃いトークを展開していた内田・島崎。2人の熱量からも、TVアニメ『WIND BREAKER Season 2』への期待が高まる。
※島崎信長の「崎」は正しくは「立さき」
(C)にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project
アニメ『ウィンドブレイカー』1期放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | サクラとフウリン | 桜の大立ち回り |
2 | 憧れのヒーロー | 意外とお茶目な蘇枋 |
3 | 頂に⽴つ男 | 獅子頭連との悶着! |
4 | 衝突 | 蘇枋の煽り力の高さ |
5 | 優しい男 | 「大人の階段のぼろうか」 |
6 | その背中を追って | 柊と佐狐の思い出 |
7 | 負けられない戦い | ありし日の兎耳山と十亀 |
8 | 思いを継いで | 吹っ切れた十亀 |
9 | 梅宮の流儀 | 器を見せた頭突き |
10 | 対話 | 梅宮、「対話」を語る |
11 | 新たな級友【とも】 | 桐生&柘浦が大暴れ! |
12 | 頼られる者 | 桜、名前を呼ぶ |
13 | 友のため | 杏西のため動き出す1-1 |