「呪術廻戦」の最大の魅力といえるのが、精緻な作画と世界観に裏打ちされた迫力で描かれる“呪術バトル”だが、その最たるものが呪術戦の頂点と言われる“領域展開”だろう。呪術の真髄である領域展開が初めて披露されたアニメ第4話では、“呪いの王”両面宿儺が繰り出した領域展開「伏魔御厨子」の威力にすべての視聴者が圧倒されたものだ。
 アニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺(CV:諏訪部順一)と肉体を共有することになった虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。