日本代表MFの久保建英が初の栄冠だ。
日本プロサッカー選手会(JPFA)が12月27日、都内で「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催。JPFAに所属する選手の投票により決まった2024年のJPFA、J1、J2、J3の各カテゴリーにおける最優秀選手とベストイレブンなどを発表・表彰した。
その中で久保は、所属リーグを問わないJPFAの最優秀選手に決定。過去2回連続で受賞していた三笘薫(ブライトン)などを抑えて初受賞となった。
2024年の久保は、日本代表の11試合で2ゴール・6アシストの活躍。ソシエダでも持ち前の打開力を発揮しており、11月28日のアヤックス戦(ヨーロッパリーグ)では相手DF4人を翻弄してのスーパーゴールも大きな話題となった。
久保はアワードにVTR出演。JPFA会長の吉田麻也の質問に対して、次のように語った。
「チーム(ソシエダ)としても代表チームとしても浮き沈みがある1年でしたが、その波も含めて僕は楽しめる余裕もあったので、総括としては充実した1年でした。ただ、(ソシエダは)シーズン序盤で失速してしまった。2月あたりにもいつも失速してしまうので、今季はそれがないように、自分が引っ張る気持ちで上り調子でいければと思います」
なお、12月26日時点で発表されていたJPFAベストイレブンは以下の通り。すべて海外クラブ所属の選手たちとなった。
【JPFAベストイレブン2024】
GK鈴木彩艶(パルマ)/2回目
DF板倉滉(ボルシアMG)/3回目
DF菅原由勢(サウサンプトン)/初受賞
DF冨安健洋(アーセナル)/3回目
MF伊東純也(スタッド・ランス)/3回目
MF遠藤航(リヴァプール)/3回目
MF久保建英(レアル・ソシエダ)/3回目
MF三笘薫(ブライトン)/3回目
FW上田綺世(フェイエノールト)/2回目
FW中村敬斗(スタッド・ランス)/初受賞
FW古橋亨梧(セルティック)/3回目
(ABEMA/JPFAアワード2024)