2024年も残りわずか。ふるさと納税の寄附先に頭を悩ませている方も多いと思います。この制度を使って、ひとり親世帯をサポートできる取り組みを取材しました。
 寄付額が初めて1兆円を超えたふるさと納税。今年も広がりをみせ、すでに過去最高額となる自治体もあります。能登地震の被災地への寄付も増えていて、「支援」をより意識した利用が注目されています。
 そんな中、この制度を活用して新たな挑戦をするプロジェクトがあります。株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」と、茨城県つくばみらい市が協働で進めるひとり親家庭の支援事業です。つくばみらい市に3000円を寄付するごとにNPOを通じてお米5kgが全国のひとり親家庭に届けられるというもの。つまり、自分が返礼品を受け取るのではなく、困っている人を応援できるのです。