【写真・画像】妻は妊娠中・東出昌大を東野幸治が心配「母子手帳とかある?病院行ってる?」 4枚目
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 自宅へ帰るドームさんに同行すると、ミャンマー人の妻・マラさんと、1歳の息子・アリンくんが出迎えてくれた。実はマラさんもまた、ミャンマーの未来を案じ、カレン民族軍の兵士として戦うことを選んだ1人。軍隊で知り合った2人は、1年前に結婚。現在マラさんは退役し、無給の夫に代わり家計を支えている。屋台で麺とサラダを売るなどし、収入を得ているのだそうだ。

 マラさんはどのような思いで、死と隣り合わせの戦場へ夫を送り出しているのだろうか。「戦場で戦う彼が心配で眠れない夜もあるけど、ミャンマーは軍事政権になって貧しい村が増えたのは事実です。心配ではあるけど、彼は真実のために戦っているのでサポートしています。彼の行動を尊敬し、応援しています」。長年にわたり軍事政権による統治が続いてきたミャンマーは、2016年、アウンサンスーチー氏らによって民主派政権に変わった。しかし、2021年には軍によるクーデターが発生し、再び軍事政権に。経済全体が混乱し、国民は貧困に苦しめられている。

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 「誰かが革命のために戦う必要がある。誰かに任せるのか?僕は国のために命をかけて自分が行くと決めたんだ」と、強い意志を語るドームさん。「自分の家族と他の家族、どちらが大切ですか?」という質問には、真っ先に「自分の家族」を挙げながらも「でも国のほうが大切だ。国は家族以上に大切なんだ。国が安定しないと、家族と一緒にいられない」と言葉に力を込めた。そして妻のマラさんも、夫と思いを同じくしている。「家族が一緒にいるためには、国が平和でないといけません。そもそも国のみんなが家族です。すべての人のために国の安定を願います」と話してくれた。

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 そんなドームさんには、戦争が終わったら叶えたい夢がある。それは、観光ガイドになることだ。「今は争っているけれど、ミャンマーは本当に美しい国なんだ。美しいスポットがたくさんあるよ。君にも見て欲しい。僕が案内するよ」と、母国の平和な未来に思いを馳せていた。

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