アメリカの保健当局が、「飲酒はがん発生のリスクが高い」とする警告をアルコール飲料に表示するよう呼びかける勧告を出しました。
アメリカ保健福祉省のマーシー医務総監が3日に出した勧告では、飲酒が乳がんや大腸がんなど少なくとも7つのがんの発生と関連があるとしています。アルコール飲料への警告表示で、飲酒の際にがん発生のリスクを知ってもらう狙いがあるということです。
医務総監の勧告に強制力はありませんが、過去には喫煙のリスクについてアメリカで周知させるきっかけともなっていて、今後、議論を呼ぶことになりそうです。(ANNニュース)