カナダのトルドー首相が、早ければ6日にも与党・自由党の党首を辞任する意向を表明すると地元メディアが報じました。
 カナダのグローブ・アンド・メール紙によりますと、トルドー首相は8日に自由党議員との会合が予定されていて、議員団から辞任を要求される前に自ら党首の辞任を表明する必要があると判断したということです。ただ、辞任の時期や首相を辞任するかどうかは不明だとしています。
 トルドー首相をめぐっては、少数与党による厳しい政権運営が続く中、住宅価格の高騰などで支持率が低迷しており、与党内からも辞任を求める声が高まっています。2024年12月には、アメリカのトランプ次期大統領の追加関税への対応をめぐり、意見の対立から財務大臣が辞任し、大きな打撃となっていました。(ANNニュース)