シンクタンク「日本生産性本部」の茂木会長は、日本製鉄によるUSスチール買収が大統領令によって阻止されたことについて、「時間をかけて解決が必要」との見方を示しました。
「あまり経済合理性だけではいかないということを認識した上で、時間をかけて解決するいうことが必要だと思うんですね」（日本生産性本部・茂木友三郎会長）
日本生産性本部の年頭会見で、茂木会長は、バイデン大統領がUSスチール買収計画に禁止命令を出した背景について、「アメリカの象徴と言われた会社に対するアメリカ人の特別な思いがある」と指摘しました。さらに「買収によって経済的に得だとか、あまり表に出すとかえって話がこじれるような感じがする」とも話しました。（ANNニュース）
