茨城県鹿島沖で漁船が転覆し3人が行方不明になっている事故で、乗組員全員がライフジャケットを着用していなかったことが分かりました。
 6日未明、茨城・鹿島沖で大津漁協所属の「第八大濱丸」が転覆し、乗組員2人が死亡、3人の行方が今も分かっていません。
 海上保安庁によりますと事故後の調べで、転覆当時、漁船の乗組員全員がライフジャケットを着用していなかったと関係者が話していたことが分かりました。船員法では漁船の甲板で作業する場合などにライフジャケット着用が義務付けられています。また、事故当日捜索に参加した民間の漁船が音波探知機を使い現場付近を調べたところ、物体の反応があったことも分かりました。