【写真・画像】衝撃!“50m級”超ロングシュート炸裂 22歳日本代表MFのボール奪取から生まれた脅威の一撃にスタジアムどよめき 1枚目
【映像】“50m級”超ロングシュートが決まった瞬間

ベルギーリーグ】ウェステルロー 1-2 シント=トロイデン(日本時間1月12日/ヘット・カイピー)

【映像】“50m級”超ロングシュートが決まった瞬間

 実に50m級の超絶ロングシュートが炸裂した。シント=トロイデンに所属するFWアンドレス・フェラーリが、相手GKが前がかりになっている隙を逃さず、ハーフウェー付近から左足シュートを突き刺した。これにはゴールを許したGKも天を仰ぎながら呆然とし、失意の雄叫びをあげるしかなかった。

 注目のシーンは、ベルギーリーグ第21節、シント=トロイデンがアウェイに乗り込んだウェステルロー戦、開始早々5分のことだった。日本代表選出経験もあるMF藤田譲瑠チマ(22)が自でボールを回収したところからゴールが生まれた。

 相手がシント=トロイデン陣内に入って左サイドから中央で組み立てようとした瞬間、日本人MFが鋭いプレスから足元のボールを奪ってみせた。すると、その先でボールを拾ったのがフェラーリだ。ウルグアイ出身の190cm長身FWは一気にカウンターに転じてハーフウェーラインを超えると、いきなりシュートモーションに入ったのだ。

 左足でインパクトしたボールは低い弾道で弧を描きながらゴールまで一直線。前がかりになっていたGKコーエン・ファンランゲンドンクの頭上を超え、ノーバウンドでゴールネットねと突き刺さった。その距離、およそ50mに届こうかという超ロングシュートでシント=トロイデンが先制。敵地スタジアムに歓声と失意の声が響き渡った。

 “フェラーリ”という名前がついていることで、このゴールにはファンもSNSで「フェラーリの高級車シュート」「さいこう!!」と反応。今季、スペインのビジャレアルBからシント=トロイデンに加わった22歳の新進気鋭のFWは、2023年にU-20ウルグアイ代表の一員としてUFIFA U-20ワールドカップに出場して初優勝に貢献するなど有望株の新星だ。リーグ戦で7試合ぶりとなる今季3点目を挙げて、その期待に応えてみせた。

 なお、試合はその後、前半終了間際に追いつかれたものの、65分に伊藤涼太郎のゴールで再び勝ち越しに成功。アウェイでの連敗を5で止め、シント=トロイデンは7試合ぶりに勝ち点3をつかんだ。

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