南海キャンディーズの山里亮太が、家族との絆を保つために、心がけていることを告白。最近、妻にかけた感謝の言葉も明かした。
1月18日、東野幸治とあのちゃんがMCを務める番組『国境デスロード』#7が、ABEMAにて放送された。『国境デスロード』は、世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着する、ドキュメントバラエティ。本番組の企画・総合演出を手がけるのは、『不夜城はなぜ回る』(TBS系)で知られる、大前プジョルジョ健太ディレクター(以下、プジョルジョD)。プジョルジョDが各国の国境地帯に赴き、なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に体当たりで迫る番組だ。
今回の放送では、経済が崩壊し、貧困が深刻化しているベネズエラから、アメリカへ渡ったダニエルさん(27歳)に密着。ダニエルさんは半年かけて約7万5000kmを徒歩で進み、メキシコ側の国境の街・ティファナへ。この街に5ヶ月滞在した後、当選確率わずか0.6%の抽選に当選し、入国に必要な面接審査を受けられることに。長く過酷な道のりの末、アメリカへ入国できたのだった。
そんなダニエルさんの原動力となっているのが、母国に残してきた家族の存在だ。ダニエルさんには妻と1歳の息子がおり、将来的には息子をアメリカの大学へ進学させたいと考えている。番組では、家族に仕送りをするため、アメリカで2つの仕事を掛け持ちし、1日17時間働くダニエルさんの様子が紹介された。しかしプジョルジョDによると、離れ離れになってしまったことにより、ダニエルさんと家族の関係にヒビが入ってしまったのだそうだ。
#7のスタジオゲストとして出演した山里は、2019年に蒼井優と結婚。2022年には第1子が誕生している。本編と合わせて配信されたアフタートーク映像では、山里にプジョルジョDが「家族の絆を保つ方法」について尋ねる場面があった。山里は、何かにつけて感謝の言葉を伝えるようにしていると話し、「最後、語尾をありがとうにする。ここ踏ん張れたのはこのおかげだよ、ありがとなとか」と具体例を挙げた。続けて山里は「家族のおかげで今のいいことがある、頑張れているって、自分の頭の中で何十回言うこともある」と語り、家族への感謝の気持ちを忘れないよう、常に心がけているようだ。
プジョルジョDが「本心で思っているんですか?」と確認すると「本心で思ってる」と山里。さらに「結婚して良かった?」との問いには「良かったと思っていますね」と答えを返した。そんなやりとりが展開された後、最後にプジョルジョDは、「最近口にした感謝の言葉」を尋ねた。この問いに山里は「ライブが続いたりして、結構ハードな時期を乗り越えられたときに『ありがとうね、家や子どもを守ってくれて。その時間があったからいいライブができました』って、ありがとうの報告をしたりとか」と返答。さらに感謝を伝えるだけでなく、「ありがとうの恩返しをどういう形でするか」を提示するようにしていると言い、「このときこれやるからね、こうやって時間とるから遊びに行ってね、とか」と明かしていた。

