【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 4-0 フライブルク(日本時間1月18日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)
フライブルクの堂安律が気を吐いた場面だった。ボックス内で切り返した日本代表MFは、コントロールしてから一瞬で左足を一閃。シュートは相手の好ブロックに合ったが、2点ビハインドのチームを救うべく積極果敢にフィニッシュへと持ち込んでいた。
日本時間1月18日に堂安が所属するフライブルクはアウェイでシュトゥットガルトと対戦した。17分までに2点のリードを許す難しい試合展開で、4-2-3-1の右ウイングで先発出場していた日本代表MFが果敢にシュートを狙う場面があった。
フライブルクが左サイドからのカウンターを狙うと、ヴィンチェンツォ・グリフォを軸にボックス近辺まで進入することに成功。最後は3列目から高い位置まで上がっていたパトリック・オスターハーゲがボックス内にいた堂安に頭でボールを繋いだ。
シュトゥットガルトの帰陣も速かったことから、ボールを受けた時点で彼の前には3人のDFがいたが、得意の切り返しからの左足フィニッシュに持ち込んだ。コントロールから振りの速い左足シュートを放ったが、相手守備陣の集中した守備を前にシュートはブロックされてしまい、反撃の一撃を見舞うことはできなかった。
それでも彼のフィニッシュワーク自体には大きな可能性が感じられ、ファンからも「うまっ」「逆とるのうまいな」「シュートまでうまかった」「右足で打てたら違ったな」「それにしてもフリ足が速い」「鬼メンタル」「エゴい」と、シュートに持ち込む技術の高さに注目が集まっていた。
前半のうちに1点差に詰め寄りたかったフライブルクだったが、前半終了間際に献上したPKを決められてしまい、ハーフタイムの時点で0ー3と厳しい展開に。80分にもダメ押しの得点を許し、アウェイで0ー4の大敗を喫した。
試合後にABEMAの独占インタビューに応じた堂安は「結果は見ての通り、酷い試合だった。最近チームとしての課題が全部出た試合だったと思います」と試合を振り返り、次節のバイエルン・ミュンヘン戦に向けては「何とか変えなければいけない」と強い気持ちを口にしていた。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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