【リーグアン】スタッド・ランス 1-1 ル・アーヴル(日本時間1月20日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
スタッド・ランスのFW伊東純也に対する警戒心の高さを象徴するシーンだった。なんと4人に囲まれながらも密集を打破する姿にファンたちが熱狂している。
伊東は今シーズン、ここまでリーグアンの17試合で4ゴール・3アシストをマークし、キーパス数はリーグ1位の51ほんと活躍。スタッド・ランスの攻撃を牽引している。
日本時間1月20日のリーグアン18節のル・アーヴル戦でも、伊東が流石のチャンスメイクを見せた。8分、伊東がMFヴァレンティン・アタンガナからのパスを右サイドで受けると、ル・アーヴルの守備陣が超警戒シフト。なんと、まるで漫画のように4人で対応したのだ。
しかし、伊東は臆することなくドリブルでカットインするとボックス内にいたMFマーシャル・ムネツィへ縦パス。自身は守備網をぶっちぎって縦へ走り込んだ。このボールは相手にカットされたが、こぼれ球を伊東が再び拾ってボックス内に侵入する。日本代表FWはル・アーヴルのDFアロウナ・サンガンテとの1対1に挑むも、突破は阻まれた。
「伊東に対しては3人…4人!」と実況を務めていた小松正英氏も驚きの声を挙げた。開始早々から伊東がギアを入れ、徹底的なマークを振り切ってル・アーヴルの脅威となった場面にはファンも「純也に4枚もつくんか…すげぇな」「ネイマールやん」「うわ〜いいね」などのコメントが集まった。
なお伊東は右ウイングとしてフル出場して何度もチャンスを構築。チームメートであるFW中村敬斗も同じくフル出場し、新加入のDF関根大輝はメンバー外となった。チームは26分に、伊東のCKを起点にムネツィのゴールで先制するも終盤に追いつかれて、リーグ戦では7試合未勝利となっている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





