【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 4-0 フライブルク(日本時間1月18日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)
フライブルクの堂安律が守備での貢献度の高さをみせた。前線からのプレスバックで相手選手からボールをクリーンに奪うことに成功。これにはファンからも「ナイスカットだった」と称賛の声が寄せられている。
日本時間1月18日に堂安が所属するフライブルクは、アウェイでシュトゥットガルトと対戦した。17分までに2点のビハインドを追うという厳しい展開で、日本代表MFは守備からチームに貢献する。
フライブルクが0ー2と追いかける展開で迎えた21分に話題のシーンが見られた。左サイドに流れたシュトゥットガルトFWエルメディン・デミロヴィッチがボールをキープしてから中央のエリアに進入すると、その背後から堂安が味方選手と挟む形でボールサイドに寄せた。
日本代表のレフティーは、古巣対戦となったボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWから球際でぬるりとボールを絡めとると、そのままドリブルで持ち運びカウンターを狙った。しかし、味方選手のサポートは少なく、トランジションでの意識が強いシュトゥットガルトMFエンツォ・ミローにボール奪い返されてしまった。
結果的にはカウンターの起点とはならなかったが、堂安の守備意識にファンは「ナイスカットだった」「いい守備だったけどな」「周りのサポート欲しいな」「怒りの守備」「アツすぎるな」「そこから来る!?」と反応。日本代表MFのディフェンスを称賛しつつ、その直後のロストを嘆いていた。
シュトゥットガルトが一方的に主導権を握ったこのような試合では、防戦一方となったフライブルクの選手には被保持での効果的な振る舞いが求められる。
そうした中で堂安は攻撃でこそ違いを作り出すことはあまりできなかったが、守備ではチーム最多となる5つのタックルを成功させるなど、この場面を筆頭に苦しい展開を何とかしようという心意気が見えた。なお、試合はシュトゥットガルトが4ー0と大勝している。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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