そして、野球で協力してくれるのは、徳島インディゴソックスの投手5人とキャッチャーたち。投手はそれぞれ150km/h前後の球を投げる速球派揃いだ。

 シートを敷く、キャッチャーミットはビニールで覆う、ボールは新品で少しでも汚れたら交換、ピッチャーは指を消毒するなど、衛生面に配慮した状態でいざプレイボール!

 キャッチャーミットに蒸したもち米を入れ、最初はゆるいボールを投げてもらうが、ボールを捕ろうとする動きでもち米がポロリとこぼれてしまう。しかし、2球目以降は捕球できるようになり、次第に変化球も織り交ぜていく。

 変化が出てきたのは9球目あたりから。もち米に粘り気が出るようになり、球速を上げていくと、もち米でボールがすべるように。中村さんからの「すべりやすい時は水なしで大丈夫」とのアドバイスを受け、依頼者がミット上でもち米をこねる。

豪速球で餅はつけるのか?