【チャンピオンズリーグ】リヴァプール 2－1 リール（日本時間1月22日／アンフィールド）
遠藤航の驚異的な寄せの速さにリヴァプールサポーターが唸った。相手スローインを出足の鋭さで先に触れてファウルを獲得。チャンピオンズリーグ（CL）の舞台でも存在感を発揮している。
予測反応の速さが光ったのは、リヴァプールがリールをホームに迎えたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節、88分だった。リヴァプールは右サイドの敵陣深くからのスローインに対して守備網を張った。
このスローインにいち早く反応したのが遠藤だった。リールのDFイスマイリーが投げたボールに対して誰よりも先に足を出してボックス手前でボールに触れると、反応が遅れたMFベンジャミン・アンドレとFWアユーブ・ブアッディが遠藤を挟む形で囲い込む。遠藤はアンドレに倒されてファウルを獲得。アンドレには即座にイエローカードが提示された。
解説を務めていた坪井慶介氏も同場面について「予測して動けている分、ボールに早く追いつけるのもそうですし、その後のボールの持ち出しも良いと思います」と称賛の言葉を送った。
位置がボール1つ分前にあればPKにもなった遠藤の寄せの速さに、リヴァプールの本拠地アンフィールドのサポーターも大歓声。視聴者も「遠藤が決して「サブに甘んじているわけではないことが一目見てわかる」「遠藤、一足速い。2人にサンドされたな」「遠藤マジで寄せのタイミングがレベチやな」「遠藤めっちゃ仕事する」「遠藤2人いるんじゃねーか？」といったコメントが並んだ。
なお、リヴァプールは2－1で勝利。今大会唯一の7連勝を収めてベスト16へストレートインし、大会8位以内が確定した。
（ABEMA／WOWSPO／UEFAチャンピオンズリーグ）
