【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1-1 アントワープ(日本時間1月25日/大王わさびスタイエンスタジアム)
超人的な反射神経でチームを救った瞬間だった。アントワープMFマハマドゥ・ドゥンビアがフリーで放ったシュートは、シント=トロイデンのゴール左下を襲ったが、これを守護神の小久保玲央ブライアンが横っ飛びセーブでストップ。ギリギリのところでピンチを脱した。
7人の日本人選手が所属するシント=トロイデンは、上位のアントワープと対戦。昨シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場した格上相手に多くのシュートを打たれた中でもGKの小久保は集中して対応した。
1ー1で迎えた71分にアントワープはコーナーキックのチャンスを獲得した。一度はニアでDF小川諒也にクロスをクリアされるが、そのこぼれ球を拾ったMFアントニー・バレンシアが回収。バイタルエリアでフリーのMFドゥンビアに落とすと、マリ出身の20歳のボランチはダイレクトで右足を振り抜いた。
シント=トロイデンからすると、シュートを打ったドゥンビアに対して距離を詰めることができておらず、プレッシャーを与えることも、シュートをブロックすることもできていなかったが、守護神が大仕事をする。小久保ゴール左下に飛んできた鋭いシュートを超人的な反射神経としなやかさを活かした彼らしい横っ飛びセーブでピンチを脱した。
このビッグセーブにファンも「小久保ブライアンよく止めた」「小久保ありがとう」「小久保えらい」と称賛の声を送っている。
アントワープ戦でシント=トロイデンは8本の枠内シュートを浴びたが、そのうちの7つを小久保がセーブ。守護神のハイパフォーマンスもあり、強豪相手に1ー1と引き分けた。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
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