【WWE】RAW（1月20日・日本時間21日／テキサス・ダラス）
絶好調の日本人女子スーパースターが魅せた前代未聞の”スリーパー脱出”から畳み掛けた超速フィニッシュにファンが「これは上手い！」と驚嘆の声。ヒールから一転、大コールで会場を支配する人気者ぶりに「大したもんだ」「嬉しいな」といったコメントも相次いだ。
WWE「RAW」で行われたダメージCTRLのイヨ・スカイ＆ダコタ・カイと“PFC”ゾーイ・スターク＆シェイナ・ベイズラーが対戦し、絶好調のイヨが躍動。会場の大声援のなか、リング内の戦いを放棄して場外の相手へ大ダメージを与える頭脳プレーにファンも思わず唸るひと幕があった。
昨年末、盟友カイリ・セインをバックステージで襲撃し欠場に追い込んだ武闘派軍団”PFC”相手のリベンジ戦に臨んだ”ダメージCTRL”。序盤こそダコタがゾーイ＆シェイナに掴まる場面が続いたが、イヨへのタッチが成立すると凄まじいフィジカルで2人を手玉に取る無双状態に。
ABEMAのWWE解説・堀江ガンツも「イヨの躍動感素晴らしいですね」と絶賛。この日は攻撃だけでなくディフェンス面でもキレキレの動き。試合後半、シェイナの殺人スリーパー「キリフダクラッチ」の場面でのスピーディーな畳み掛けは圧巻だった。自らロープ際まで向かいスルスルとリング下に降りる珍しいエスケープをみせると、ロープのバウンドでダメージを受けたシェイナは大悶絶。
素早くトップロープへ駆け上がりリング中央で倒れた相手へ「ムーンサルトプレス」でカウントスリー。頭脳プレーとスピードの合わせ技にファンも「これは上手い！」「こんな逃げ方」や「イヨが出るとスピード感増し増しだもんな…」と彼女のプロレスIQに高さに感服した様子。
その他にもこの日のイヨは、ゾーイを投げっぱなしジャーマンで場外に追いやると、シェイナとの攻防でロープに振られた勢いを利用して場外へ「スーサイド・ダイブ」を決めるなど2対1の場面で全方位で切れ味鋭い動きをみせた。
昨年までは大ブーイングを浴びる大ヒールだったイヨだが、手段を選ばない軍団”PFC”との抗争や、トップ戦線での好勝負連発でファンの支持を得たこともあり、いつの間にか会場で「イヨ！イヨ！」の大コールで歓迎される人気ものに。ファンからも「めちゃくちゃ人気や…」「イヨ・コール嬉しいな」「イヨ大したもんだ」と日本人スーパースターの活躍にポジティブなコメントが並んだ。（ABEMA／WWE『RAW』）
