【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1-1 アントワープ(日本時間1月25日/大王わさびスタイエンスタジアム)
シント=トロイデンの小川諒也(28)が劣勢の中でPKを誘発。敵陣で日本人DFが相手ボックス内にロングスローを入れると、アントワープDFデニス・オドイのハンドを誘発。同点のキッカケを演出した。
7人の日本人選手が所属するシント=トロイデンは、上位のアントワープと対戦。序盤からアウェイチームのペースで試合が進み、10分に先制を許す劣勢の中で、小川が反撃のキッカケを作り出した。
シント=トロイデンは0ー1と追いかける展開で迎えた17分に敵陣の深い位置でスローインを獲得した。ボールサイドに寄った小川が、ペナルティエリア内を目がけて短い助走距離から高い放物線を描くロングスローを入れると、ジャンプをするために手をあげていたアントワープDFデニス・オドイのハンドを誘発。主審は迷わずペナルティスポットを指さして、PKの判定に。実況を務めた原大悟氏も「完全にこれは手を伸ばしています、オドイ」と明らかに手で触れていた様子を伝えている。
キッカーを務めたFWディディエ・ランケル・ゼのPKはアントワープGKセンヌ・ラマースに防がれるも、そのこぼれ球を自ら押し込んでシント=トロイデンが同点に追いついた。
小川のロングスローから徐々にペースを握り返したがホームチームだったが、両チームのGKのビッグセーブもあって試合は動かず。試合は1ー1のドローに終わった。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
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