【WWE】RAW(1月20日・日本時間21日/テキサス・ダラス)
タイトル陥落直後の女子王者が、大先輩レスラーに向かって大胆挑発。肝の座った戦線布告…といきたいところだったが、一撃でブッ飛ばされ、大柄セキュリティに抱っこされ子ども扱いで“足をバタつかせ”退場。シュールな排除シーンに、ファンから「小さくてかわいい」と失笑が漏れた。
WWE「RAW」で、ベイリーとナイア・ジャックスの「SMACK DOWN」移籍組同士のシングル戦が行われたが、数週間前からベイリーへのロックオンを匂わせていた元NXT女子王者であるロクサーヌ・ペレスが客席に登場。バリケードを挟んでベイリーと相まみえるひと幕があった。
先週のNXTで“教え魔おばさん化”した大先輩のベイリーに対して「負け犬が一人増えたところで何も変わらないわ」と挑発するなど、語気を強めてきたロクサーヌ。週末の『SMACK DOWN』に続き、ベイリーが緊急移籍した『RAW』にも現れストーカーのような不気味なムーブをみせてきた。
この日は試合の真っ最中にベイリーからロクサーヌに駆け寄り舌戦を展開。ついに手が出た若造に貫禄のフォアアーム(エルボー)を顔面に叩きこむ。さらにヒートアップしたロクサーヌだが、試合の邪魔になると判断したセキュリティが抱っこで抱え排除。155センチの小柄なロクサーヌは子どものように足をバタつかせ、その場からドナドナされた。
実況でも「子どもを相手にするかのようなベイリーですね」と余裕綽々のベイリーを紹介。小さく手をパタパタと「バイバーイ」と手を振るなど完全に舐めた態度と、荒ぶるキッズのように暴れるロクサーヌの対照的な姿にファンから「セキュリティ扱いが上手い」「良い暴れ具合だw」「小さくてかわいい」と失笑コメントが相次いだ。
1月7日に開催されたNXT『ニューイヤーズ・イービル』でジュリアに敗れ保持していたNXT女子王座から陥落したロクサーヌ。タイトルを失った直後からメインロスター(RAW、SMACK DOWN)へ昇格する噂が駆け巡りSNSでも、“匂わせ”情報を小出ししてきた。今回表面化した、かつて憧れの存在=ベイリーとの一触即発は『RAW』参戦“ほぼ確定”を印象づけるもの。いずれにしても「昇格組vsベテラン」による、真新しい因縁ストーリーラインが動き始めた。(ABEMA/WWE『RAW』)
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