【セリエA】ミラン 3-2 パルマ(日本時間1月26日/サン・シーロ)
パルマのGK鈴木彩艶がミラン戦で、脅威的な反射神経からゴールに鍵をかけた。ボックス左へ侵入を許したところから意表をついたシュートを打たれたが、これを左手1本でセーブ。圧巻のショットストップにファンも拍手を送っている。
注目の場面は、ミランと対戦したセリエA第22節の43分だった。1-1の状況で、ミランが攻勢を強める。DFストラヒニャ・パブロヴィッチの楔のパスを受けたMFユスフ・フォファナがトラップ。そこから裏を狙うMFティジャニ・ラインデルスにスルーパスを供給した。
ボックス左に侵入したラインデルスは、右足のアウトサイドでボールを止め、味方の上がりを待つ。さらにもうワンタッチしたタイミングで、パルマのDFアレッサンドロ・ヴォリアッコがマイナスへのパスコースを消す動きを見せたところを見逃さず、意表を突いてファーポストへのシュートを狙った。
ゴールネットを揺らしてもおかしくない、パルマ守備陣のタイミングを完璧に外した右足でのシュート。しかしここに立ちはだかったのが日本代表守護神だった。予備ジャンプをしながらニアのコースを消す動きを見せていた鈴木は、突然飛んできたシュートにもしっかり対応。身体を伸ばして左手でボールを弾き出した。最後はこのこぼれ球をパルマ守備陣が拾って失点を回避している。
この好守にファンもSNS上で、「よく止めた」「見る度に上手くなっている」「あれよく触ったな〜」「ザイオン集中してるわ」と称賛していた。
なお、鈴木はこのミラン戦で何度か好セーブを見せたものの、PK献上や後半アディショナルタイムにラインデルスとFWサミュエル・チュクウェゼにゴールを許すなど最終的に3失点。パルマは3-2で逆転負けを喫している。
(ABEMA de DAZN/セリエA)





