事件が起きるおよそ2時間前。男の姿が防犯カメラに捉えられていました。
■長野3人殺傷“新映像”
防犯カメラに映る場所にはバス停があり、ちょうど到着したバスに乗り込む人や歩行者の姿が。男は頭にタオルのようなものを被り、右手に持った懐中電灯で足元を照らしながら歩いていました。
防犯カメラを設置している店
「亡くなった方には申し訳ないんですけれど、ここが現場でなくてよかったですよね」
場所は交通量の多い国道19号沿いの歩道で、この後およそ1キロ離れた長野駅に向かったとみられます。
顔は見えませんが、公開された画像と同一人物のように見えます。
犯行後、逃げる時に持っていたのも懐中電灯だったのか…。
長野駅前の男女3人殺傷事件で逮捕された矢口雄資容疑者(46)。犯行後、顎ひげを剃り、髪の毛を短く切っていた可能性があり、風貌を変えて潜伏していたとみられています。
自宅は犯行現場の長野駅からおよそ3キロ離れた集合住宅の4階で、1人暮らしをしていました。
矢口容疑者の自宅から大量に出てきたのは空のペットボトル。自宅からは証拠隠滅を図ろうとしたのか、焼け焦げ、切り刻まれたような痕跡がある、白い手袋が押収されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
矢口容疑者は会話には応じるものの、事件については黙秘を続けています。
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